すし音読|音読ルビの読み方

英語の発音を
ひらがなで書くとどうなる?

すし音読では、英文を読むときの補助として、ひらがなを中心にしたルビを付けています。正確な発音記号というよりも、「こんな感じで聞こえるかな」「こう読むと少し英語らしくなるかな」という目安です。

英語の音は、ひらがなだけで完全には表せません。そのため、すし音読では必要に応じて r(k) などの英字や記号も混ぜています。

ルビだけを暗記するのではなく、英文を読んでからルビを確認し、最後に音声を聞く使い方がおすすめです。

基本的な表記の考え方

実際に音読するときに迷いやすい音を中心にまとめています。

Rule 1

「ぇあ」は、口を横に広げる音

日本語の「あ」よりも、「え」と「あ」の間を通るような音に近づけたいときに使います。

catきぇあっ(t)
appleぇあぽぅ
passportぺぇあすぽー(t)
「キャット」「アップル」「パスポート」と読むよりも、最初の母音を少し広げるイメージです。
Rule 2

短い母音は伸ばさず、長い母音はしっかり伸ばす

日本語では同じように見える音でも、英語では長さの違いが大切です。

sitすぃっ(t)
seeすぃー
bookぶぅっ(k)
foodふぅー(d)
「ー」があるところは伸ばし、ないところは短く止めます。
Rule 3

二重母音は、動きを見える形にする

一つの音として読むよりも、口が動く様子を少し大げさに書いています。

wineわあいん
timeたあい(m)
nameねぇい(m)
homeほおぅ(m)
wine を「ワイン」と一気に言うよりも、「わ」から「あい」へ動かす感じです。
Rule 4

Rは「リ」と読まず、「ぅr」で表す

日本語のラ行になりすぎないように、ひらがなの中に r を残しています。

riverぅrぃゔぁ
rightぅrぁい(t)
greenぐぅrぃーん
parkぱぁr(k)
最初の「ぅ」は、はっきり発音するというよりも、Rの口を作るためのきっかけです。
Rule 5

語尾の子音は、括弧の中に書く

ほとんど聞こえないけれど、口の形は作ってほしい音を括弧で表します。

bookぶぅっ(k)
catきぇあっ(t)
stopすたぁっ(p)
goodぐぅっ(d)
括弧の中は、日本語の「ク」「ト」「プ」のように母音を付けません。
Rule 6

the は、多くの場合「だ」と読む

一語だけでは「ザ」に見えますが、文章の中では「だ」に近く聞こえることが多くあります。

the parkだ ぱぁr(k)
the riverだ ぅrぃゔぁ
the appleでぃ ぇあぽぅ
母音の前では「でぃ」に近く聞こえることもあります。

音がつながる表現

英語は単語を一つずつ区切らず、前後の音がつながって聞こえることがあります。

英語すしルビ読み方の目安
Can Iけない「キャン・アイ」と切らずにつなげる
want toわな会話では t が弱くなることが多い
going toごな速い会話でよく聞こえる形
have toはふたhave の音が変化して聞こえる
let meれみ二語を一続きで読む
give meぎみ語尾と次の語頭をつなげる
did youでぃじゅd と y がつながる
would youうっじゅd と y がつながる
don't youどんちゅt と y がつながる

例文で読んでみよう

最初に英文だけを読み、その後でルビを確認してみてください。

I have a little brother.

あぃ へぁゔぁ りろぅ ぶぅrぁざぁ。

私には弟がいます。

Can I have some water?

けない へぁゔ さむ わーらー?

水を少しいただけますか。

I want to go home.

あぃ わな ごう ほおぅ(m)。

私は家に帰りたいです。

The book is on the desk.

だ ぶぅっ(k) ぃz おん だ でぇす(k)。

その本は机の上にあります。

We walked through the park.

うぃー うぉー(k)t するー だ ぱぁr(k)。

私たちは公園を歩きました。

My passport is in my bag.

まぃ ぺぇあすぽー(t) ぃz ぃん まぃ べぇあ(g)。

私のパスポートはかばんの中にあります。

The river is very quiet in the morning.

だ ぅrぃゔぁ ぃz ゔぇぅrぃ くわぃぇっ(t) ぃん だ もーにんぐ。

その川は朝、とても静かです。

Would you like a glass of wine?

うっじゅ らいくぁ ぐぅrぇあすぁゔ わあいん?

ワインを一杯いかがですか。

記号の見方

ひらがな実際に声に出す音の目安です。
r日本語のラ行になりすぎないように残しています。
(k)・(t)・(p)音はほぼ聞こえなくても、口の形を作る子音です。

表記ルール早見表

  • ぇあ:日本語の「あ」よりも口を横に広げる音
  • :長く伸ばす母音
  • あい・ぇい・おぅ:口が動く二重母音
  • ぅr:日本語のラ行にしないR
  • (k)・(t)・(p):ほぼ聞こえない語尾の子音
  • the → だ:母音前では「でぃ」に近い場合もある
  • Can I → けない:単語を区切らず、つながった音を優先する

よくある質問

このルビは正しい発音記号ですか?

いいえ。英語の音を完全に表すものではなく、音読をしやすくするための補助表記です。正確な発音は音声と一緒に確認してください。

なぜひらがなだけでなく英字も使うのですか?

Rや語尾の子音など、ひらがなだけで書くと日本語の母音が入りやすい音があるためです。英字や括弧は「日本語の音として読まない」ための目印です。

ルビを最初から見てもよいですか?

最初は英文だけで読んでみるのがおすすめです。読みにくい部分だけルビを確認し、最後に音声を聞いてもう一度読むと効果的です。

表記は今後変わることがありますか?

あります。実際に音読してみて、より読みやすい表記が見つかった場合は少しずつ調整していきます。

実際に1文ずつ読んでみよう

すし音読では、英文・ルビ・和訳・音声を1文ずつ確認できます。

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